東京物語
夏の暑さの乗り越え方がひたすらうちわ。
「何も考えずに快適な環境で時間を過ごす」なんていう時間の過ごし方は無かっただろうし、だからこそ全ての行動に意味があったんだろうなと。
「それでも幸せな方だよ」っていう言葉が形を変えて何度も出てきて、すごく映画に説得されてる感。
ただ「家族」という風景を眺めてるだけなんだけど、自分自身も見慣れてる風景だからこそ自分の人生と重ねて見てしまう。
というか誰しもが重ねられる。
個の経験で言えば重苦しく悲しいのに、これがあまりにも普遍的な光景だということが分かり過ぎてしまって切ない。