ミルク
魅力的だったのは人の気持ちを掴むスピーチの数々。
「君たちは怒っている」と、相手の気持ちを代弁してから
「僕も怒っている。」それに賛同する自分の気持ち。
一気に燃え上がる群衆。
なるほどこれが人の心の掴み方かと妙に納得した。
ミルクの言ってることやってることは、時にひどく政治的だったり、
時代によって考え方が変化した部分もあったりしてたので、
賛同できたり、できなかったりだったけど、
嵐のような人生の中にも、
誰しも経験するような出会い別れ、喜びや絶望もしっかりと描かれていて、
人生のお手本の一つにしたいと思えるような映画だった。